エコセンでできること

エコメイト 「足るを知る」という心を育んでいきたい エコメイト 村田 嘉彦さん

エコメイトを始められたきっかけは?

もともと青少年科学センターで4年ほどボランティアをしていて、そのつながりからエコセンでもボランティアをすることになりました。エコメイトになってからは今年(2010年)で3年目。「食と農を大切に!!」という環境キーワードを掲げて元気にがんばっています。

私は昭和17年生まれ、終戦がちょうど3歳のときでした。その後、農薬会社に40年間勤めて日本全国の農家を歩き回ってきました。そういう経歴もあり、農業と食には深い関心をもっています。しかし今、日本の食糧自給率は下がる一方で、昔ながらの食文化もくずれてきています。このままいけば日本は大変なことになる。私のように戦後の貧しい日本を知っている人間が、次世代の子どもたちに何か伝えられることがあるんじゃないだろうか。そんな想いでエコメイトの活動を行っています。

エコメイトの活動内容は?

ひとつめは、エコセンの展示や環境に配慮した設備などの説明をする「館内案内」です。小学4年生・5年生の「エコ学習」や団体見学に来られた方へ環境学習のお手伝いをする活動で、週に1〜2回は参加しています。

もうひとつは、テーマごとのグループで活動する「チーム・サークル活動」です。私は、エコメイトさんや職員向けのメルマガを発行する「情報チーム」、ビオトープや屋上緑化の運営を行う「ビオトープチーム」、省エネのアドバイザー役を担う「家庭の省エネ実践サークル」、エコ活動の幅広い展開について考える「チャレンジサークル」の4つに入っています。だからけっこう忙しいんですよ(笑)。

環境問題についての知識はエコメイトになる前の研修でも学びましたが、昔の暮らしから自然と身についたもの、会社員時代に勉強したことも大きいですね。ただ、会社員のころは農家や販売店や官公庁が相手だったのに比べ、いまは一般の方や子どもたちが対象。まだまだ環境について知られていないことが多く、どうやって理解してもらうかに苦心しています。

エコメイトとして伝えていきたいことは?

エコメイトになって改めて思うのは、やはり原点に帰って「ものを大切にしなければいけない」ということです。私が生まれた昭和17年頃から終戦まで、京都府のごみはほとんど0でした。捨てるものがなかった。それが今はどんどん増え続けているでしょう。こんなに豊かで便利な時代になったけれど、自分たちで住みにくい環境にしてしまっているんです。

だから、もう一度「足るを知る」ということを考えてみてほしいと思います。足ることを知らず、物質的な豊かさだけを追い求める限り、地球環境は破壊され続けていきます。

今の人たちに「足るを知る」「ものを大切にする」ということをわかってもらうのはなかなか難しいですが、私はこれからもコツコツと地道に言い続けていきたい。それがエコセンの役目であり、エコメイトの使命だと思っています。

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アクセスMAP

京都市伏見区深草池ノ内町13
青少年科学センターすぐ隣!!

開館時間:
9時~21時
(1・2F展示は17時まで)
休館日:
木曜日(祝日の場合は翌金曜日)、年末年始
入館無料

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