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今日あなたは野菜を食べましたか?
皆さんが普段食べている野菜は、農家さんが畑に種を蒔き、苗を植えて、
時に肥料を与えたり、草を抜いたりして、一生懸命お世話をしてできたものです。
自分で育てた野菜を食べている人もいると思います。
林業も同じです。
農家さんがいるように林家さんもいて、苗を育て、
植えて、お世話をして、収穫をします。
野菜は畑で育てますが、木は山の中で育てます。
野菜は数カ月で収穫(食べること)ができますが、木は50年から60年でやっと収穫できます。
また、木は切ってもすぐに使うことが難しいのです。
なぜなら、生きている間に吸い上げた水をたっぷりと含んでいるので、
まずは木を乾かす事から始めなければなりません。
何カ月、何年と時間をかけて木を乾燥させます。
それで、やっと木を必要な大きさに切って、
家を建てる時に使う材料、木の器や家具の材料に使うことができるのです。
とても時間、年月がかかるのです。
やっていることは野菜を育てることとあまり変わりませんが、
使用できるまでの時間が大きく違うのです。
今回の企画展示では、
もり森 もく木 りん林展 〜森林の川上から川下へ〜 というタイトルで、
木に関わる方々のインタビューや、京都市の森林事情や地球温暖化と木の関係性について
わかりやすく紹介しています。
小さなお子様も楽しめるような木のおもちゃもありますので、ぜひゆっくりと展示を楽しんでください。
企画展示の詳細について
●開催日:平成30年2月6日(火)〜 平成30年3月31日(土)
●時間:9:00〜17:00 (休館日の木曜を除く)
●入場無料
●主催:京エコロジーセンター(公益財団法人 京都市環境保全活動推進協会)
今回の企画展に関連したイベントをご用意しております。
企画展関連イベント「木の時計づくりワークショップ」
●開催日時 :平成30年3月24日(土) ①10:00〜14:00 ②14:00〜16:00
時間を分けて2回開催します。所要時間は2時間程です。
●対象:小学生以上 (小学4年生以下は要保護者同伴)
●定員:各回10名(申込先着順)
●参加費:¥1,000円(材料費)
●会場:京エコロジーセンター
●服装:汚れても良い服装・運動靴(木の粉の付着やボンドなどを使用するため汚れる可能性があります)