作り方
- 大根を4cmくらいの長さに切る。
- 大根を縦に置き、皮を落とす。
- 大根の皮を繊維に沿って細切りにする。
- 冷たいフライパンにごま油を入れ、強火と中火の間くらいで熱する。
- ごま油の香りが立ってきたら、大根の皮をさっと炒める。
- 大根が透き通り油が回れば、ちりめんじゃこを入れる。
- 炒めた後、酒、みりんを入れアルコール分を飛ばす。
- 最後にしょうゆを回し入れ、汁気がなくなるまで炒めて完成。
一物全体とは、食材をまるごと使用するという意味です。
大根は余すところなく全て使えますので、ごみが出ません。
葉付き大根の場合、茹がいた葉を細かく刻んで皮と一緒に炒めれば栄養価も上がり、彩も綺麗になります。葉の量は、今回の分量なら大根1/2本分くらいが目安ですが、お好みで量を調節すればOK。
フライパンに葉を入れるのは、5のタイミングでも6のタイミングでも大丈夫です。
大根の皮は厚めに剥いてもおいしいです。厚く剥くと身の部分は味がしみやすくなるので、おでん、煮物、ふろふき大根、大根ステーキなどで美味しく食べられます。もちろん、大根おろしでもどうぞ。
普段、あまり料理をされない方でも簡単に作れる必見のレシピです。
今回の先生
平田 早紀子(ひらた さきこ)さん
子どもたちだけで作り上げる料理教室、京都こどもクッキング代表。
簡単なメニューにすることで、子どもたちが達成感を味わえて、自信につながっている。