今年こそ!おうちで味噌づくり
長い歴史の中で、風土に根ざし育まれた日本の食文化。
そこには、この地に暮らす私達の心と体、取り巻く環境にとって、
美味しく美しい循環の知恵と仕組みが備わっています。
中でも日本の食卓に欠かせないのが味噌の味。
手前味噌と言われるほどに、各家庭の味の要であり、
大事な保存食でもありました。
便利さの裏側に様々な問題が潜む今だからこそ、
日本のごはんを見直し、あなたも「おうちで味噌づくり」はじめてみませんか?
…と呼びかけてみたら、
老若男女、たくさんの方々にお集まりいただくことができました。
一体なにしてるのかな?
もみもみもみもみ…
‘こうじ’と’塩’をよくよくなじませる’塩きり’です。
お次は’塩きりこうじ’とつぶした大豆をまぜまぜまぜまぜ…
大人たちはというと…
ふむふむ…まじめにお勉強したり、
こねこね…童心に帰ってみそ玉づくり。保存容器に「えいやっ!」と投げ入れます。
そして、お楽しみの試食は、昨年同じやり方で仕込んだ味噌を使った一汁一菜。
出汁を出した後の昆布と鰹節も立派な一品です。
「あ~おいしかった!」大人も子どもも、おかわりしての大満足。
丁寧に作ったごはんとお味噌汁は、それだけで十分バランスの取れたメニューなんですよ!
あとは材料を持ち帰って、おうちでやってみるのみです。
あなたも今年こそ、「おうちで味噌づくり」はじめてみませんか?