「ザ・トゥルーコスト」上映会を開催しました!

市内の小中学校の夏休みは今日でおしまい。
暑さはまだまだ続きますが、夏の終わりも見えてきましたね。

夏の終わりになると、夏物のお洋服がセールになったり、秋冬の新作が出たり…ファッションがお好きなはワクワクする季節なのでは?

先日、そんなファッションに関するイベントを開催しました!
2015年公開の映画「ザ・トゥルーコスト」の上映会と、ファッションロスについて考えるワークショップです。

「ザ・トゥルーコスト」は、華やかなファッション業界の裏側を描いたドキュメンタリー映画。
欧米の大手ブランド向けに衣服を生産していた、バングラデシュの縫製工場で起こった倒壊事故に心を痛めたアンドリュー・モーガン監督が制作しました。

日本でも服の価格が下がり、毎週新作が出るような「ファストファッション」が増えています。
低い価格で売られている服ですが、本当のコストをご存知でしょうか?
大量廃棄や生産による環境問題、労働問題…さまざまな問題を映画は描き出します。

イベントに参加した方々からも「本当のコストを知らなかった」「生産者の現状が衝撃的だった」などの感想が聞かれました。

 

その現状を知ったうえで、私たちが生活の中でできることを考えるワークを行いました。
幅広い年代の方が参加し、「捨てずに、通販サイトの買取サービスを使ってみる」「お気に入りのお店で買って大事に長く着る」など、さまざまなアイデアが出ました。

最後に、今回の講師・Biotopiaの白石綾さんが、みなさんが取り組みやすそうなことを教えてくれました。

悲しい現状を知ってしまうと、ファッションを楽しんだらいけないんじゃ…と思ってしまうかもしれません。
そうではなく、環境に配慮しながら楽しむ方法もきっとあるはずです。
まずは問題や現状を知っていただき、ムリなくできることから始めてもらえたらうれしいです。

私は、同じような服ばかりにならないように、秋服に衣替えしてからお買い物に行こうと思います!

(ふかや)