イベント「It’s a small COP」を開催しました!
11月26日(土)にイベント「It’s a small COP~話してみよう 地球のこと~」を開催しました!
11月末から南アフリカのダーバンではじまる「COP17」
地球温暖化について世界の国が集まって話し合う、大切な会議です。
世界では、戦争や災害、貧困、そして地球環境問題など、
様々な問題が起こっていますが・・・なかなか、身近には感じられない。
そんな、世界の国々の置かれている状況を「体感」してもらえたらと思い、
このイベントを企画しました。
まず最初にCOPについてのご紹介と、クイズをしてから、
参加者の方にはくじびきで6つのグループに分かれていただき、
紙、はさみ、定規などを使ったワークショップを開始!
何を作っているのでしょうか?
・・・実は、「製品」をつくっているのです!
この製品を持って「市場」に売りに行きます。
「これを売りたいです」「では500ドルで買い取ります」
このワークショップ、その名も「貿易ゲーム」!
「貿易ゲーム」では、国際問題のからくり(構造)を体感し、
自分とのつながりについて考えることができます。
このゲーム内で目指すことは「お金をもうけること」
戦略を立て、他のグループに交渉にいったり、
どうしようかと頭を抱えてしまったり・・・
「約束とちがう!」「そんなの聞いてない!」など、
論争が巻き起こったりもしました!
「ゲーム中に起こること、すべてに意味がある」
と、講師の荒川さんは言います。
この貿易ゲームの中で起こることは、実際の世界でも起きているということを、
ふりかえりの中で、教えていただきました。
ふりかえりを受けて、グループで話し合って発表もしました。
くやしい、楽しいなどの感情が沸き起こり、
「世界の問題を身近に感じられるようになった」
「COPについて考えるきっかけになった」と参加者の皆さん。
いろいろな状況の国があることを体感した上で、
最後に、今のCOP17をめぐる各国の主張をご紹介しました。
「think globally act locally」
世界のことを考えて、身近なことから取り組んでいくみなさんが、
どんどんと増えるとうれしいなと思います。
最後になりましたが、ご協力いただきました気候ネットワーク、アジェンダ21のみなさん、
本当にありがとうございました!
長くなってしまいましたが、読んでくださってありがとうございました***