Ecology × International 〜えこいん話〜開催しました!

3月8日に、イベント「Ecology × International ~えこいん話~vol.5」を開催しました。環境と国際の視点を掛け合わせ、広く地球環境について考えるイベントの第5回目でした。

国際協力や世界の環境問題に興味・関心のある大学生や学校の先生など、20名をこえる方にご参加いただきました。

今回のテーマは「わたしたちのくらしとレアメタル」。少し難しいテーマですが、ワークショップや事例紹介などをまじえて、参加者全員で、そのつながりや、私たち一人一人にできることについて考え、意見を交換しました。

導入では、携帯電話(これにも、レアメタルが使われています)を切り口に、参加者同士の自己紹介等を行いました。これまでに持った携帯電話の台数順に並ぶと、一番多い人は10台、一番少ない人は2台でした。

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レアメタルについての基本的なお話と、身の回りにある、日常生活で使っている様々なものにも、レアメタルが使われていること確認した上で、「レアメタルと子ども兵の意外なつながり」と題した、アフリカのウガンダやコンゴ等の国々で、レアメタルを取り巻く問題について、認定NPO法人テラ・ルネッサンスの栗田さんより事例紹介をしてもらいました。

私たちが普段使っているものが、遠く離れた国の紛争につながっていたり、子どもたちがそれに巻き込まれているという状況について、考えました。

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レアメタルとわたしたちのくらしのつながりについて、ワークや事例紹介で知ったことを踏まえて、私たちひとりひとりにできることについて、グループで話し合いました。

まずは、当たり前に使っているものが、どこから来ているのか、それが世界の環境や人にどのような影響を与えているのかを知ること、それを多くの人に知ってもらうこと、そして、そのような負荷を与えていない商品を知り、選択していくこと、などがすぐにでも始められるし、する必要があることとして、あげられました。

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京エコロジーセンターでは、今後も広く地球環境について、いろいろな切り口で考えるEcology × International なイベントを企画していきます。

興味のある方は、ぜひご参加ください!

(しんぼり)