布ってこんなに〇〇でした!
10月25日(日)に「布フェスin京都~布ってこんなに〇〇だ!」を開催しました!
入ると、まず、回収された服などの山がどーーーん!!
この日の展示の量は約1トンありました。
日本では年間に約170万トンも出て、そのうち約2割しか、リサイクルリユース出来ていないとのことです。
その量に驚いて、入ってすぐ、「もったいない!」と大きな声で言っている子もいました。
新品の服も混ざっていたりと、ほんとに「もったいない!」でも、捨てられている服などがたくさんあるのは、事実。
では、どうしたら良いのか?
布について、布の可能性についてもっと知ってもっと考えてみよう!!
こちらは、「繭の糸繰り体験」。
くるくる~と回すと繭から糸が繰り出されます。
絹の服と言えば、着物!隣には素敵な着物も展示されていました。
こちらは、「綿、羊毛の糸紡ぎ体験」。
こんな風に自然の素材から糸を作り、そして、布になっていくんですね。
では、Tシャツ1枚を作るのに、どれくらいの材料が必要なのでしょうか?
その疑問に答える展示もありました。
展示では、廃棄される京野菜を利用したものや、古着から作ったマグネットバーなどもありました。
いらなくなった布を捨てずに利用する体験「ジーパンで手すきハガキをつくろう」では、ジーパンのボロ布を原料にしてハガキを作りました。
布から紙が出来るなんて、びっくりですね!
大切に着たい服、でも、汚れることもある。
しみ抜きの実演もあり、長持ちのコツも教えてもらえました。
しみ抜きは瞬きをすると見逃してしまう!くらい一瞬で綺麗になっていました!
ふろしき遊びのコーナーもとても人気で、家に帰ってからもやってみよう!という人が多かったです。
皆でふろしきをたくさんつないで、大きな1枚の布にして、
中庭に吹く風を包み込みました!
青空の下、色とりどりの風呂敷が風になびいて、とても綺麗でした。
そして、なんと!エコセンにレッドカーペットが登場!
ステージでは学生による着物のリメイクファッションショーもあり、小中学生もモデルに挑戦しました!
モデルをしてくれた子どもたちからは「欲しい!」「もっと着たい!」という声も聞かれ、着物の素敵さを再発見していました。
着物は長く着られるとってもエコな服なんですよとのお話もあり、とっても素敵なショーでした!
布と自由に遊ぶコーナーでは、いっぱい遊んで
気に入った布をお持ち帰り♪
ハギレで作るおしゃれグッズのコーナーやハギレの工作コーナーは、大人気!
出来上がったおしゃれグッズを持った人たちが館内をさらに華やかにしてくれていました。
では、自分の服はどうなっているのでしょう?
エコセンスタッフによるプログラム「みんなの服はどこから来たのかな?」では、自分が来ている服が何の素材で出来ているのか、どこで作られたものなのか、世界地図を見ながら考えました。
当たり前に身の回りにある、布。でも、なくてはならない、布。
様々な体験や展示を通して、じっくり「布」について知って、考える1日になりました。
皆さんも、今着ている服を改めて見てみてください。
何か再発見があるかもしれません。
来月は生物多様性をテーマにしたイベント「体験!発見!生きもの環」を開催します。
こちらもたくさんのブースが並びます。是非、お越しください。
詳しくはこちら↓
お待ちしています。
(さざき)