連続講座「ていねいに暮らしを創る」開催しました。
連続講座「ていねいに暮らしを創る」を5回にわたり開催しました。普段の暮らしを見つめ直し、持続可能で心豊かな社会の創り方について、講義やワークショップを交えて、学び、考えました。
①10/23「一本の糸から紡ぎだすもの」
布や服はどこでどのように作られているのか、歴史を交えたお話を聞きました。糸車を使って実際に綿から糸を紡ぎ、腰機で小さな布を織る体験もしました。自ら創るということの意味や大切さを学びました。
②11/13「ヘルピーなライフスタイルを送るための、食との付き合い方」
毎日欠かすことのできない食を通して、健康で、そして豊かな社会を作るためにできることを考えました。オーガニックな野菜を中心とした料理を作りました。心も体も社会も幸せになる食事を続けていきたいですね。
③11/23「街中自給自足暮らし」
新興住宅地で暮らされている講師の方の田畑とご自宅を訪問しました。生きものとのつながりや循環を大切にしながら、自給するコツを知ることができました。伝統工法で作られた草屋根のお家は、自然の力を活かしながら、心地よく暮らせるとても素敵な場所でした。
④12/4「みんなで一緒に”自分たちのまち”を創る~トランジション・タウンというこころみ~」
今、地球上で何が起きているか、押さえ直したうえで、「誰か」ではなく「自分たち」がどのようなことができるのか、考えました。お金の流れをテーマとしたワークショップでは、お金を何気なく使うのではなく、意識して投票するつもりで使うことが、地域社会をよりよくしていくことに気付きました。
⑤12/18「持続可能な生活と地域づくり」
自然の中に存在する永続可能な仕組みを表したパーマカルチャーの原則について学んだあと、それを地域の街にどのように活かすことができるのか、エコセンの近くの商店街を例にして考えました。
毎回、新たな発見や気づきをいただける講師の方と、様々な経歴を持った参加者のみなさんのおかげで、とても有意義な時間を過ごすことができました。ここでの出会いが、次につながっていくことをとても楽しみにしています。みなさん、ありがとうございました!
(講座担当 たご)