4月29日、エコセン開館15周年記念シンポジウムは盛況のうちに終わりました。
4月29日、エコセン開館15周年とアースデイを記念して、「シンポジウム 豊かな暮らしと地球環境 ~サスティナブル社会への新たな視点~」を開催しました。
会場は、エコセン1階のエントランスを使い、93名の方にご参加いただきました。
シンポジウムでは、まず3名のゲストの方にご講演いただいた後、3名によるクロストークを行いました。
講演1 京エコロジーセンター館長 高月紘 氏
「マンガで読み解く地球環境問題」と題し、館長が制作している環境マンガを通して、環境問題についての見解を述べられました。館内にもたくさん展示している館長のマンガを、館長自ら説明される大変貴重な機会でした。
講演2 NPO法人気候ネットワーク理事長 浅岡美恵 氏
「気候変動とパリ協定」と題し、当館の大きなテーマである地球温暖化やエネルギー問題について様々な角度から見解を述べられ、最近の話題であるパリ協定についても詳しく解説していただきました。
講演3 東北大学名誉教授 石田秀輝 氏
「自然に学ぶあたらしいもおつくりと暮らし方のか・た・ち」と題し、バックキャスト思考やエコジレンマ、ネイチャー・テクノロジーといった、これまでになかった視点で環境問題に向き合う術(すべ)を教えていただきました。
3名の講師によるクロストークでは、来場者から多くの質問や感想をいただき、これまでの講演をさらに深めた内容を共有できました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
エコセンは当日お越しになった方々を始め、多くの方々の支えで15周年を迎えることができました。これからも皆様にとって実りのあるイベントを開催していきたいと思います。
今後とも、よろしくお願いします!
(なかむら)