イベント「SDGs×JICA海外協力隊〜世界の環境問題から,私たちのSDGs実践を考える〜」を開催しました!

11月16日(土)にイベント「SDGs×JICA海外協力隊~世界の環境問題から,私たちのSDGs実践を考える」を実施しました!

まずは,京エコロジーセンターの職員より「SDGsの視点から,京都・海外での環境問題への取組」についてお話です。地球上のみんなの幸せのために世界が合意した17の目標「SDGs」についてや,そのSDGsが私たちの生活とどのように関わっているのか,また身近な京都での事例や海外での取組についての説明を行いました。
京都におけるSDGsの認知度は日本一!です。
これからは「知っている!」+「取り組む」が実践できたらいいですね。

そして,環境教育分野の海外協力隊でご活躍されていた講師の方3名から,それぞれの赴任地での活動,環境問題,取組等についてご講演頂きました。

●狭間鮎奈氏:グアテマラ「できることからひとつづつ」
現地の小学校での環境教育授業の実施や行政の立場から関わった植林保全活動について分かりやすくお話頂きました。未来を担う子供たちへの環境教育の重要性が非常に強く伝わりました。また,森林管理も日本とは違う視点からその取り締まりの難しさもとても興味深かったです。

 

●増田洋介氏:ベリーズ「協力隊として「働く」こと」
現地の廃棄物等の調査に基づいて,環境教育,そして啓発に力を入れてあるお話でした。
特にバスの中づり広告で環境保全に関する情報発信のお話は,その効果も含めて非常に興味深かったです。

●森達朗氏:スーダン「スーダンのごみ問題と対策」
スーダンでは,ごみ問題が大きな問題として取り上げられ始めたばかりのようです。少し前の日本がそうであったように,ごみが放置されれば,環境にも人体に影響がでます。森さんは,ごみの定点定時回収に向けての取組についてお話されました。色々なステップを踏み,着実に実践に繋げたお話がとても印象的でした。

後半は,講演者の方と参加者の方が一緒にワークショップを実施しました!
★「ワールドカフェでみつける!私のできること~SDGs×私たちの暮らし~」★

今回使用したのは「えんたくん」!
膝の上に置いただけの書き込み可能な段ボール製テーブルです!
「時間があっという間に過ぎた!」という方が多くいらっしゃいましたように,どのテーブルも各回盛り上がっておりました。
海外の,特に途上国の環境問題を私たちの暮らしにつなげるのは少し難しいテーマではありましたが,講演のお話を受けて,SDGsの視点から,普段の暮らしの中で実践できる行動について考える非常によい機会となりました。ご参加頂きました皆様,ありがとうございました!

・海外の事例を聞いて改めて日本で出来ることを考えるいい機会になりました。
・SDGsをもっと知りたいし,これからも関わっていきたい。
・色んな人とお話ができた楽しかった。
・お話をみんなと共有できてとても良かった。

などなどみなさんからコメントを頂きました。
世界は一つ。みなさん協力して2030年までのSDGs目標を達成していきましょう!

(きりおか)