イベント「みつろうラップをつくろう」を開催しました。
10月4日に「みつろうラップをつくろう」を開催しました。
新型コロナウイルス感染症防止対策として、少人数での開催、手指の消毒、検温、他者との距離をとって座るなどを参加者にご協力いただき実施しました。
今回のイベントの講師は、関西近郊でみつろうラップのワークショップをされている、Biwabochiの小山 秋子さんにお越しいただきました。
小山さんが手に持っていらっしゃるのが、おにぎりが中に入っているみつろうラップです。
近頃、「使い捨てプラスチック」の使用を減らそうと、プラスチックストローを紙ストローに、プラカップを紙カップに変えるなどの動きがあることはご存じだと思います。
食品用ラップフィルムなどももれなく「使い捨てプラスチック」に当てはまりますが、家庭内でも減らしていこうという事で今回の「みつろうラップ」を企画しました。
小山さんが作るみつろうラップは、オーガニックコットンの布とお知り合いの養蜂家の方に譲ってもらう「みつろう」と天然樹脂を使って作られています。
自然由来の材料で作られていて、使い捨てのラップフィルムより長く使える。長く使ってボロボロになってきたら、ぞうきんや焚火の焚き付けに使うことができるそうで、習慣になっているフィルムラップよりは、環境にやさしいみつろうラップです。
今回のイベントでみつろうラップの作り方を学んで、自宅で作ってみようと多くの方がメモをされていました。
みつろうと天然樹脂の配分量の計測も参加者の方に行っていただきました。
日常生活で、小数点以下まで計測することがないので皆さん楽しそうでした。
今回は、ホットプレートを使って作りました。写真は、みつろうを染み込ませた布を冷ましている様子です。
毎日の食事にみつろうラップを使っていると、みつろうラップ1枚だけでは足りないと思います。ぜひとも、ご自宅で2,3枚と作っていただけたらと思っています。
ご参加いただきました皆様ありがとうございました。
(ヤマウチ)