金継ぎ体験を開催しました
1月30日(日)に「環境×京都の伝統産業・伝統工芸体験ワークショップ 金継ぎ体験」を開催しました。
金継ぎとは、欠けたり割れたりした食器等を美しく修復する伝統の技です。
物を長く使うことや、プラスチック製品よりも漆や陶器製の食器を長く使うことなど、ごみ減量について考えました。
はじめに、気候変動のことや伝統産業のことなどについてクイズで学びました。
金継ぎは漆作家の方から、教わります。
まず、組み合わせる陶器の欠片を選びました。
色んな色、そして形があるので、真剣に選びます。
そして、金継ぎの手法を使って、欠片同士をひっつけていきます。
はみ出た部分を慎重に削っていきます。
先生の説明を真剣に聞き・・・
聞いたことを実践!
仕上げで真鍮の粉を付けていきます。
これで完成!ではなく、家に持って帰って、ゆっくりと乾燥をさせて、完成になります。
金継ぎはゆっくりと時間をかけて美しく修復する技法。
使い捨てできる物は便利ですが、便利さを求めた社会はごみがたくさん出ます。
是非、時間をかけて物と向き合うことについて考えてもらえたらと思います。
今回、講師で来ていただいた漆作家の追立睦氏の作品もとても素敵なので、是非、暮らしの中に漆を取り入れて、大事に使い続ける暮らしをしてくださいね。
漆作家 追立睦氏ホームページ
(さざき)