イベント「服好き集まれ!ファッションロス会議」を開催しました【インターン活動記】

3月12日(土)に「服好き集まれ!ファッションロス会議」を開催しました。

環境省の河村さまにファッションロスの現状と課題についてお話をいただいた後、日本環境設計(株)の沖田さまから企業の取り組みについてお話をいただきました。

講師の方からのお話はとても分かりやすく、新たな発見がたくさんありました。

 

講師のお話を聞いた後、参加者の皆さまとディスカッションをする時間を設けました。

初めて知ったことやファッションロスを解決するのためのアイデア・自分でできることは何か、などを話し合いました。

 

 

最後に参加者全員で【自分でできること宣言】を掲げて記念撮影をしました。

 

ファッション自体が環境に負荷を与えるのではなく、大量の生産・消費・廃棄が問題点であるファッションロス。

ファッションを存分に楽しみながら、衣類廃棄をなくすことができる仕組みづくりが進むためにはどうしたらよいのか、これからも考え続けていきたいと思えるイベントとなりました。

 

最後にイベント時間内で講師の方から回答できなかった質問についてご回答をいただいたきましたので、ぜひ参考にしてください!

Q:服のリサイクルでどのくらいエネルギーとコストがかかるのか把握しているか?
A:まだ把握できておりません。事例が少ないこともあり、お答えするのに十分な情報を持ち合わせていないのが現状です。
今後の検討課題です。ただし、一般的には、燃やすよりもリサイクルした方が、新たな原材料の生産や廃棄に伴う環境負荷を抑えることができます。

Q:企業は売れるものが何か分かっているはずなのに、なぜ売れないものも含めて大量に出すのか?
A:まず、ファッションに流行り廃りがあるので、売れるものが何かを確実に把握することは難しいと思います。
ただ、売る側の考え方によって変わる面もあると思います。例えば「今期は○円分の売り上げを出さなければならない」という考え方だと、とにかく品物を大量にお店に並べて、とにかく売上高を確保したいと思うかもしれません。逆に、「今期は在庫率を○%に抑える」という考え方だと、品物を大量に出すやり方では達成できないので、売れるものに絞って売り切ろうと思うかもしれません。

 

そして、今回のイベント開催を最後に、インターン生・いちきの活動は終わりとなりました。

エコセンの和やかな雰囲気でインターン活動ができたこと・自分のやりたい企画をさせていただいたことは私にとって貴重な経験となりました!

本当にありがとうございました。

 

(インターン生 いちき)