天水(てんすい)バケツが増えました!

天水(てんすい)バケツが増えました!

この度、エコセンでは雨水ポンプの隣に天水バケツという展示が増えました。

皆さんは、天水バケツというものを聞きなれないかと思いますが、意外と古くから日本にある文化になります!

江戸時代、木造の建物が集中する全国の市中では、初期消火の水として「天水桶」と呼ばれる桶や水槽が、屋根の上、軒先、辻、橋のたもとなどに置かれ、中には雨どいの水を引くものもありました。

さらに火災時だけではなく、今では打ち水や水やりなどに使用することで、水道利用による環境負荷を低減することができます。

 

エコセンでは、近年失われつつある日本の伝統的な雨水利用を見直し、生活に身近な雨どいとバケツを組み合わせた、新しい雨水活用システムを考えられたプロジェクトに賛同し、天水バケツを設置しました。

また、ご家庭でもできる天水バケツの作り方を掲示しておりますので、ご興味のある方は、ぜひ1度いらしてください!

(あかぎ)