エコセンの環境学習「ごみへらし隊」ってなに?【インターン活動記】
みなさんこんにちは!
今回は、エコセンが行う環境学習「ごみへらし隊」について紹介していきます!
ごみへらし隊とは?
ごみへらし隊とは、小学校などの団体向けに行っている、環境学習プログラムです。
数あるごみを見せて、本当に捨てるしかないものなのか、リデュースやリユースはできないのか?について子供たちに考えてもらいます。
写真は実際にごみへらし隊で使う小道具です。くまちゃんがめっちゃ可愛く撮れました。例えばくまのぬいぐるみにしても、遊ばなくなったからといってそのまま捨てるのではなく、年下のきょうだいや近所の子にあげる「リユース」が考えられますね。
くまちゃんの右にある牛乳パックはどうでしょうか? 多くの人は真っ先に「リサイクル」と答えると思います。ですが、肉や魚など、まな板に汚れがつきやすいものを切るときに下に敷けば、まな板を洗う手間が省け、水の節約になります。また、ビン牛乳を宅配すれば、ビンは再利用できるので、ごみとなる紙パックそのものを減らすことができます。このように、一見リサイクルしかできなさそうなものでも、考え方次第でリユースやリサイクルもできるのです。
3Rから2Rへ!

世間一般では、リデュース、リユース、リサイクルの3Rが大切だと言われています。ですが、エコセンでは、「基本はリデュースとリユースをして、どうしても無理ならリサイクルしよう」という2Rの考えを推進しています。この考えは、1階の常設展示からもうかがえます。
リサイクルだけをしていても、ごみの量は減りません。それに、リサイクルをするためのエネルギーやコストもかかってしまいます。なので、ごみを新たに出さないようにする、リデュースとリユースが大切というわけです。
ごみへらし隊で学習した子供たちが、「3Rよりも2Rのほうがええんやで~」と家族に話し、そこから2Rの輪が広がっていけばいいですね。
(インターン生 ふるかわ)