エコセンにはエアコンがない⁈【インターン活動記】

インターン生のとよかわです。
暦では秋ですが、暑いかったり、寒かったりの日が続いていますね。

 

最近の暑さにはすっかりエアコンが必須となってきましたね。
しかし、実はエコセンにはエアコンがないのです!!
では、どのような仕組みでエコセン館内の温度を快適に保っているのか探してみましょう。

屋上にはソルエアパネルがあります。このパネルの中には空調用の熱媒体(エチレングリコール)が流れており、寒い時期には昼間に太陽光で温め暖房エネルギーとして、暑い時期には夜間放射冷却現象によって冷やされて翌日の暑さを快適にするために建物のコンクリートを冷やすのに利用されています。

二階の一角では放射冷暖房が見えるようになっています。
エコセンの天井や床のコンクリートに中には架橋ポリエチレンという材料でつくられたチューブが埋め込まれています。
このチューブの中に冬は温水・夏は冷水を流すことで、コンクリートを温めたり冷やしたりし、その輻射熱を利用して冷暖房を行っています。

建物の外には遮光・導光ルーバーがついています。
これらは冷房の必要な季節・時間帯に直射光が室内に差し込まないように、奥行き・高さが計算されています。
日よけルーバーの断面は特殊な三角形をしており、太陽位置が高い夏は光を外に跳ね返し、日差しの低い冬には少しでも太陽光を建物に取り込めるように工夫されています。

 

他にもエコセンの建物にはたくさんの工夫がされており、館内を夏は涼しく、冬は暖かくと快適に過ごすことが出来ます。
今回のブログに挙げた以外にもエコセンにはどんな工夫がされているのか、ぜひ訪れて探してみてください♪

(インターン生 とよかわ)