本を読んでSDGsを学ぼう!【インターン活動記】
今年度のインターン活動は12月に終わりましたが、楽しいブログをたくさん書いてくれていますので、順次アップしています。
是非、お楽しみください♪
・・・インターン活動記・・・
みなさんこんにちは!
今回は、エコセンに置いてあるSDGsの本を読んでみたいと思います!
SDGsの本はどこに置いてある?
↑1階SDGs展示
↑3階図書コーナー
SDGsに関する本は、1階のSDGs展示のそばと、3階の図書コーナーの一角にあります。
子供向けに17の目標を1個ずつわかりやすく解説した本から、大人向けにSDGsをもっと詳しく知りたい人向けの本まで、幅広く取り揃えてられています。
実際に読んでみよう
今回紹介する本はこちら!
「トラりんと学ぶ SDGsと博物館」
実はこれ、エコセンを運営している公益財団法人京都市環境保全活動推進協会が監修しています。
いや、別に協会の宣伝をしようと思ったわけではなく、単純に興味を持ったのでこの本を選んだだけです。
実は私、大学で学芸員を取るための授業を履修しています。なので、「博物館とSDGsってどんな関係があるんだろう」と疑問を持ったわけです。
京都国立博物館PR大使のトラりんと副館長の会話形式で進んでいきます。
副館長さんの説明がとてもわかりやすく、小学校高学年くらいから理解できると思います。
前半ではSDGsの17の目標について一つ一つ解説されています。
目標を1つずつ解説するのは他の本でも同じ?しかし、本書では目標に関する知識を得られる博物館について紹介されているのです!
例えば、目標14「海の豊かさを守ろう」では、マイクロプラスチックについての展示がある名古屋港水族館が紹介されています。国内だけでなく、海外の博物館が紹介されていることも!
後半には、科学館、美術館、動物園など、博物館の種別ごとに、どんな取り組みをしているのかが紹介されています。
なんと、京都国立博物館は、日本の博物館で初めて「持続可能な社会の実現に向けた博物館宣言」をしたそうです!
先進的ですね。
SDGsについて博物館と組み合わせて考えたことはなかったので、とても新鮮でした。
新しい側面からSDGsについて考えたい人におすすめの本です!ぜひ読んでみてくださいね!
(インターン生 ふるかわ)