16周年イベント「極地から見えてきた地球温暖化〜持続可能な未来の暮らしを目指して」が開催されました。

先日、4月16日(日)に京エコロジーセンター16周年イベント「極地から見えてきた地球温暖化~持続可能な未来の暮らしを目指して」が開催されました。
約80名の方にご参加いただきました。ありがとうございました。

このイベントは、脱炭素社会に向けて、今一度地球温暖化問題の現状を再認識し、自分たちに一体何ができるかを考えるため、3名のゲストに来て頂きご講演をいただきました。

16周年イベント「極地から見えてきた地球温暖化~持続可能な未来の暮らしを目指して」が開催されました。

講演1 京エコロジーセンター館長 高月紘 氏
「マンガで読み解く地球環境問題」と題し、館長が制作している環境マンガを通して、地球温暖化問題についての見解を述べられました。館内にもたくさん展示している館長のマンガを、館長自ら説明される大変貴重な機会でした。

16周年イベント「極地から見えてきた地球温暖化~持続可能な未来の暮らしを目指して」が開催されました。

講演2 国立極地研究所 総合研究大学院大学名誉教授 山内 恭氏
北極や南極から見た地球温暖化の影響を紹介して頂きました。北極、南極で地球温暖化の影響が違うお話や、南極の気候変化が日本の気候に影響を及ぼしている話などがありました。

16周年イベント「極地から見えてきた地球温暖化~持続可能な未来の暮らしを目指して」が開催されました。

講演 3 国立環境研究所 地球環境研究センター 気候変動リスク評価研究室長 江守 正多氏
地球温暖化の概要や温暖化の影響で世界や日本で起きている環境問題を紹介して頂きました。パリ協定以降の世界の同行や社会の仕組み改革の視点から様々なお話を聞くことができました。

16周年イベント「極地から見えてきた地球温暖化~持続可能な未来の暮らしを目指して」が開催されました。

最後にゲスト3名に登壇いただき、クロストークをおこないました。
クロストークでは、講演を聞きゲスト同士がどう感じたか等、意見を酌み交わしました。
また、会場からの質問にもそれぞれの視点でお答えいただきました。

参加者からは、「地球温暖化問題について詳しく知れた」「地球温暖化の話をすると暗い話で終わってしまうが、未来を前向きに考えられうようになった」等の意見が出ました。

脱炭素社会に向けて、京エコロジーセンターとしても地球温暖化問題や生活の中でのエコな情報など様々な体験や情報を発信することが大事だと改めて再認識しました。

さわだ