里山たいけん隊〜京都の自然と、私たちとのつながりを知ろう!〜 第3回目を開催
今年度、新たな取り組みとして自然共生・生物多様性をテーマとした全6回の講座を実施しています。
その名も『里山たいけん隊~京都の自然と、私たちとのつながりを知ろう!~』です。
親子を対象に田植えや稲刈り、里山の観察などを通して、“人と自然のつながり”、“人と生きものとの関係”を考えてもらいながら、“自然共生”“生物多様性”について学ぶ講座です。
その第3回目の様子をご紹介します。
■7月26日(土) 10:00~12:30 @京都市動物園
今回は、里山の生態ピラミッドの頂点に立つ「鳥の生態」について学びます。
まずは、”京都の森”のエリアに出発!
田中副園長のご案内で、周辺の東山などに生息している鳥類について、くちばしの形に注目しながら観察しました。
次は、フクロウが食べて吐き出したものを分解し、何を食べているかを調べるワークショップです。
とても細かい作業なので、みんな真剣そのもの。全集中!!
分解してみると...フクロウの餌の、マウスの骨が出てきました!
最後に、ゾウの糞を肥料化するコンポストとその利用について説明を受け、動物園の中での循環を学びました。
みんなで記念撮影。
普段、動物園では、動物の名前を知り、その表情や行動を見て満足してしまいがちです。
けれども、生きものの食べものを知ると、その生きもののすみかや、(口の)形がわかるんですね。
いろいろな発見があり、生きもの同士の「食べる・食べられる」関係について、もっともっと知りたくなりました。
次回は9月27日に開催予定です。
(もりかわ)