インセクトホテルで学ぶ自然の仕組み!【インターン活動記】
◎インセクトホテルってなに?
京エコロジーセンターの屋上には、下の写真のようなものが設置されています!
これが何か皆さんご存じでしょうか??
これはインセクトホテル(別名:バグホテル)と言い、昆虫が繁殖や越冬をするための人工的な”虫の巣箱”です!
インセクトホテルには、昆虫のための住処を用意することで、都市(まち)における生物多様性を保全する目的があります!
多様な昆虫の住処を目的とするため、材料には複数種類の木や竹が使われています!
利用例としては、カマキリやバッタ、チョウ、ハチなどが挙げられます。
年々、都市化による人工建造物の増加や、緑地の減少によって昆虫の生息域が小さくなっています。
昆虫が授粉を媒介することによって、植物(野菜や果物)が育ち、それらによって私たちの暮らしは支えられています。
◎エコセンの屋上
エコセンの屋上は、ビオトープとして一つの空間と考え、地域の植物が一年間を通して花や実をつけ、生き物にとっても人間にとっても利用できる場所を目指しています。
(ビオトープ:生き物の生息空間を意味しています。地域にもともとある自然を「保全」する場合と、失われつつある自然を「復元」あるいは「創出」する場合があります。)
このビオトープは、平成25年度にボランティアさんと共に1年間かけて改修したものになります。
屋上緑化の効果は、夏季の室温上昇抑制など直接的な効果だけでなく、社会的な効果として「都市の環境負荷低減に貢献する効果(ヒートアイランド現象の緩和や省エネルギーの推進、雨水流出の遅延/緩和)」があるといわれています。
京エコロジーセンターに訪れた際には、是非屋上までお越しください♪
(インターン生 こばやし)