里山たいけん隊〜京都の自然と、私たちとのつながりを知ろう!〜 第6回目を開催

今年度、新たな取り組みとして、自然共生・生物多様性をテーマとした全6回の連続講座を開催しました。

その名も『里山たいけん隊~京都の自然と、私たちとのつながりを知ろう!~』です。

その第6回目の様子をご紹介します。

■11月15日(土) 10:00~12:30 @京エコロジーセンター

最終回のため、“人と自然のつながり”、“人と生きものとの関係”についての復習を行いました。

また、「第1回で田植え」、「第4回で稲刈り」を行いましたので、お米づくりの流れを復習。

田んぼの役割、特に田んぼの生物多様性について、改めて考えました。

【出典:農林水産省ホームページ】

その後、特別講師として、兵庫県豊岡市コウノトリ共生部の山本さんに、オンラインで、「コウノトリと共に生きるまちづくり」についてお話いただきました。

コウノトリは、羽を広げると約2メートル。1日約500グラムの食事をする、肉食の大食漢です。

野生のコウノトリが暮らすためには、えさとなる動物(カエルやドジョウなど)も暮らせる環境、つまり田んぼの生物多様性を整える必要があります。

【出典:兵庫県立コウノトリの郷公園】

当然、農薬は使えませんし、魚道の整備も必要です。

「コウノトリとの共生のための、豊岡市のみなさんの努力」を伺い、保護者の方も大いに興味を示されていました。

 

最後に、「屋上ビオトープの素材(葉っぱや枝)を使って、作品をつくろう!」というワークショップを行いました。

子どもたちは、自由な発想で、思い思いの作品を作ってくれました。

テレビやゲームがなくても、身近にある自然で遊べることが伝わっていたら嬉しいです。

連続講座に参加してくれた子どもたちへの、「修了証」の授与

今年は、京エコロジーセンターを飛び出し、様々な場所で、様々な団体・施設と連携して、連続講座を開催しました。

来年も同じような連続講座を開催しますので、楽しみにしてください。

 

【第1回目の里山たいけん隊の様子はこちら】

【第2回目の里山たいけん隊の様子はこちら】

【第3回目の里山たいけん隊の様子はこちら】

【第4回目の里山たいけん隊の様子はこちら】

【第5回目の里山たいけん隊の様子はこちら】

 

(もりかわ)