異文化探究イベント〜「マレーシアの暮らし」講演&マレーシアの伝統的なしぼり染め体験〜を開催しました!

2月14日(土)に、「異文化探究イベント〜『マレーシアの暮らし』講演&マレーシアの伝統的なしぼり染め体験〜」を開催しました!

マレーシアは京エコロジーセンターがJICAや京都市と協力し実施した国際協力事業でもつながりの深い国の一つです。
今回は、京エコロジーセンターの環境ボランティアの協力のもと、異文化探究イベントの第1回を企画・実施しました。

初めはバッグの形を作る工程。
マレーシアでなじみの深いデザインに
①水玉模様(Ikat Guli)、②ダイアモンド型(Corak Berlian)があります。
このうち1つを選び、しぼって形をつけました。

バッグに色を浸透させるため、固着液に10分浸します。
この工程が終わったら、次は色付けです。
マレーシアの国旗にちなみ、赤・青・黄の3色を使ってバッグの両面に色を付けます。どこに何色を付けるのか、皆さん試行錯誤しながら作業が進みました。

マルハさんのお話「マレーシアの暮らし」の様子

バッグに色が定着するのを待つ間、マレーシア人留学生のマルハさんからマレーシアについて講演頂きました。

多民族国家として知られるマレーシアは言語も多様性に富んでいます。
マレーシア人の多くは、バイリンガル(マレー語+英語)であり、簡単な単語であれば、中国語やタミル語を使うことのできる人も多いそうです。

例えばこの文章。
「Wei Macha, you want to makan here or you want to tapau?」

意味は「ねえ、ここで食べる?それとも持ち帰りにする?」
屋台やレストランなどでよく使われるカジュアルな表現です。

驚くのは、この1文になんと4言語(中国語、タミル語、英語、マレー語(登場順))も使われているという点。
マレーシアで暮らす人ならほとんど理解できるそうです。
多民族国家マレーシアならではの表現、とても面白いなと思いました。

この他、食文化や民族衣装、マレーシアで深刻な環境問題となっているごみ問題、パームヤシ栽培のプランテーションによる森林破壊についても紹介がありました。

京都市では、リサイクルできるプラスチックや缶・びんは「資源ごみ」として回収がありますが、マルハさんの暮らす地域では、一般的なごみの分類は①燃えるごみ、②それ以外のごみ(粗大ごみなど)のみ。
リサイクルできるはずの資源も分別されないため、その大半が「燃えるごみ」として処理(焼却または埋立)されています。

リサイクルはまだまだ個人の取組にとどまっているようですが、リユースの習慣は広く根付いているそうです。古着を布巾にしたり、ペットボトルを鉢植えにして植物を育てたりすることもあるのだとか。
日本にも取り入れられるアイデアがありそうですね。

バッグのすすぎ・色止め

マルハさんのお話の後は、しぼり染めの仕上げです。
バッグを水ですすいで染料を落としたあと、色が広がらないように色止めの作業を行いました。

水が残らないようにしっかりとしぼったら、、、
世界に一つだけのしぼり染めバッグの完成です。

完成した作品<①水玉模様>

完成した作品<②ダイアモンド型>

いかがでしょうか?
形は同じでも、色の付け方を変えるだけで全く違うデザインになりました。それぞれカラフルで素敵な作品ですね!

参加者の皆さまには、お出かけやお買い物でも使っていただけるようバッグをお持ち帰り頂きました。

最後は、出来上がった作品で記念撮影!

今回のイベントを通じて、マレーシアの暮らしや文化、環境問題が少しでも身近に感じる機会になりましたら幸いです。

京エコロジーセンターでは、今後も海外の暮らしや環境問題に触れることのできる異文化探究イベントを企画しています。
今回参加できなかったという方は、次回のイベントでぜひお待ちしています!

(たかはし)