中国に行ってきました
唐突なタイトルですいません。(よくあるお土産の名前ではありません)
2008年10月にスタートした、JICA(独立行政法人国際協力機構)と日中友好環境保全センター
(国家環境保護部環境発展センター)が進める「循環型経済推進プロジェクト」という事業があります。
このプロジェクトの中に「国民の環境意識の向上」というサブプロジェクトがあり、中国における環境教育の拠
点施設を作ることになっています。ありがたいことに、我がエコセンをモデルに作りたいというお話をいただきまして、
関連する事業のお手伝いをさせていただいております。
このビルの1階と地下を改修して環境教育の施設を作ることになっています。
この施設建設の話と並行して、地方の環境教育担当者のスキルアップを狙ったセミナーを
中国各地で展開しています。
今月の7日からこのセミナーの講師として青海省に行ってきました。
このセミナーには、中国各省の「宣伝教育センター」(環境教育を所管している部局の名前です)の担当者や
NGOの方、大学の研究者などが集まってきて、研修を行います。
この、地方で開催されるセミナーに呼ばれたのはこれで3回目で、顔見知りの人も増えてきました。
この場で日本の環境教育で培ってきた「参加型学びの場づくり」を事例紹介やちょっとしたワークを
交えながら伝えています。
今回何よりもうれしかったのは、今まで一方的に自分の話を伝えるだけだった中国側の担当者が
積極的に会場に意見を求めたり、議論を促したりするようになってきたことでした。
継続して関わってきた甲斐があったな~、としみじみ思いました。
とまあ、そんな(どんな?)青海省なのですが、省都西寧で標高2200メートルもあり、
さらに西に進んだ、
青海湖で標高3200メートル!
猛暑に見舞われていた日本をよそに、気温は10度を切っていました。寒い!息白い!
青海湖と西寧の途中にはタール寺というチベット仏教の有名なお寺があり、
建物の中は、
日本ではなかなか見れない色使い!
かなり由緒あるこのお寺、そしてこの建物の外壁には!
ど~ん!
ある意味、こういうところにも中国のパワーを感じます。(全部がこうというわけではありません。念のため。)
これからもエコセンブログで中国の様子紹介していきたいと思います。(いわまつ)