こんなとこにも、エコセンが! 〜やはりあったか!国際会館編〜
こんにちは!職員の永島です。
蝉も鳴き出して、暑いですね~!
先日、宝ヶ池のほうにお出かけするために
京都市営地下鉄の北の終点「国際会館」駅まで行きました。
改札を出て、地上に出る前にちょっとお手洗いに寄ろうかな、と駅構内を歩いていましたら・・・
・・・ん?
あっ、これはもしや!
で、出た~!!エコセンの看板だ!
こんなところにあるなんて・・・
【なぜ「国際会館」駅にエコセンの看板があるのか、ご存知ですか?】
平成9(1997)年12月、国際会館駅のすぐ近くにある
その名も「国立京都国際会館」に多くの国の代表が集まって
「地球温暖化防止京都会議(COP3)」が開催され、
二酸化炭素の削減目標である「京都議定書」が採択されました。
( ↑ 国立京都国際会館の外観。カッコいいですね!)
それを記念して、「COP3開催記念館」という位置づけで
平成14年4月に開設されたのがエコセン、というわけです。
(この看板↓にはそういったことは何も書いてませんけどね・・・)
国際会館駅の構内には、他にも
歴代の「KYOTO地球環境の殿堂」紹介コーナーがあったりと、
訪れる人にこの場所で何があったのかをそれとなく知ってもらえるような場所がありました。
壁面には、今年2月に殿堂入りされた畠山さんや、「もったいない」で有名なワンガリ・マータイさん、
「国民総幸福(GNH)」で有名なブータンのワンチュク前国王など、これまでに殿堂入りされた方々の紹介が。
さて、少し固い話が続いてしまったので、
おまけに国際会館駅の外の話でも・・・
地上に出ると、緑豊かな公園が広がっていて、
近くにある「宝ヶ池」も景色が良く、鯉や亀が泳いでいたり(勝手に放してはいけません)、ボートが浮かんだりと、
実にのんびりした雰囲気です。
ゆっくり遊んだり、散策したりするにはぴったりですね。
この日は暑い日でしたが、木陰はほどよく涼しかったです。
みなさんもぜひ、「国際会館」駅までお越しの際は足を伸ばしてみてください。
京都が会場となった1997年のCOP3以降、昨年のCOP20に至るまで、議定書は採択されていません。
(国際的な合意を図るって、むずかしいんですね・・・)
ですが、2015年末にパリで開催される会議では、いよいよ議定書が採択されるのではないか?!と注目が集まっています。
無事合意ができて、地球温暖化の抑制に向けたより良い動きが起こっていくとイイですね!
エコセンにも、遊びに来てくださいね☆
(ながしま)