海外の方にエコセン内をご案内♪

8月中旬から始まりましたJICA研修は、2か月間の全プログラムのうち6週間が経ちました。

海外から派遣された研修員は、

主に京都市のごみの減らし方や処理・リサイクルの取り組みを学びます。

そして彼らの国で廃棄物問題の解決のヒントとして活かせるようにすることが目的です。

これまで、京都、大阪、北九州などで廃棄物処理施設を見学したり、

取り組みに関する講義を受けて参りました。

今日は、この京エコロジーセンター内の見学を通して

環境にやさしい暮らし方を考えていただきました。

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↑はじめに、エコセンの設立の経緯や運営に関して理解をします。

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↑屋上から見学開始です。今日は真夏日でしたが、ソーラーパネルの説明に興味津々でした。

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↑建築で使われる、日本の伝統工法の複雑な造りにも興味津々でいらっしゃいました。

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↑思わず寝っころがりたくなるくらい、畳の心地よさが気に入ったみたいですね!

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↑京都市の1年間のゴミ(48万トン)を処理するのにかかる費用はどれくらいでしょうか?

(答えはエコセンで見つけてみてください★)

その金額のお札が、ごみバケツにいっぱい入っているのには驚きを隠せないようでした!

かなりの金額の税金がごみ処理に使われており、

ごみの減量をしなければと一目で考えさせられる内容でした。

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↑毎回その日の研修終了時には、グループリーダーが感謝のお礼を述べて終わります。

この研修も残すところあと3週間です。

これまで学んだ知識使って、自国で実施するための計画を練っていく段階となりました。

研修員の皆さんの知識、技術、環境に対する態度をより向上できるよう、

サポートしていこうと思います。

(うえまつ)