JICA日系研修ものがたり

JICA日系研修としてこの2ヵ月間エコセンで環境教育について学んでいた、2人の研修生。今月25日で研修を修了するにあたり、ここで学んだことなどを紹介していただきます。

それでは、宮崎さんとスィモーネさんにバトンタッチ★


10月13日から11月25日まで京エコロジーセンターでJICA日系研修を学ばせていただきました。南米パラグアイの宮崎雅之です。自国では、アスンシオン国立大学、自然科学学部、環境技術センターのコーディネーターをつとめています。

私はブラジルから来ました、ヴァイスハイマー熊坂スイモネです。自国ではエコステイロスNGOで環境教育に対するボランティア活動を行っています。

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体験を通して学ぶエコは理解率が高いと感じました。

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エコサポーターの天野さんからも色んなことを学びました。

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ボランティアさんへのインタビューにより様々な経験を聞かせていただきました。

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遠藤さんからもプログラムで重要なアドバイスをいただきました。

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プログラムに使う冷蔵庫を作っている最中です。

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職員さんとボランティアさん達とアイビー祭りにも参加しました。

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職場体験に来ていた中学生にもプログラムの練習を見ていただきました。

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実際自分達で作って行った「エコな冷蔵庫のコツ!」のプログラム一回目です。

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二回目のプログラムです。職員が行っていたプログラムに参加していた時はとても簡単に見えましたが、実際自分たちで作って行ってみると様々な注意点があることがわかりました。

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清里ミーティングへも参加し、いろんな世代の人々と環境について考えたり、お互いネットワークなども作りました。

【この研修をふりかえって】

宮崎:1カ月半と言う短期研修でしたが、環境教育について基礎から学ぶ事ができました。環境教育知識の低い自国ではとても重要になると思います。今回の研修で学んだエコなポイント、展示コーナーやプログラムなどは学部長と相談しながら少しずつ含めて行くことが帰国後の目標です。

皆さんいろいろお世話になりました。

ありがとうございました。

スィモネ:今回の研修で日本の環境教育を学び自国でどんなような感じで活かせるかの判断を学びました。その他環境教育に対する計画や実践のための知識を得ることができ、自国へ帰って実行できるのが待ち遠しいです。

皆さんたいへんお世話になりました。

どうもありがとうございました。


この2ヵ月間でお二人と研修をする中で、職員の私もたくさんのことを学ぶことができました。

言葉の壁や文化の違いで戸惑うこと、大変だったこともあったと思いますが、

どの研修内容も一生懸命頑張っておられ、エコセンのスタッフ一同も

お二人とお別れするのが本当にさみしい限りです。

お二人が今後とも、自分の国で活躍されることを心より願っております!

(うえまつ)