「京のSDGs学校」初回講演に参加しました【インターン活動記】

「京のSDGs学校」初回講演:「1杯のコーヒーからできること」

京エコロジーセンターでは、現在オンラインセミナー「京のSDGs学校」を開講しております。

本日は初回講演「1杯のコーヒーからできること」をテーマに、京都創業のコーヒーメーカー小川珈琲さまを講師にお招きして、珈琲と環境の関わりを学習いたしました。

トピックは、コーヒーの2050年問題と環境ロゴマークについてです。

皆さんコーヒーの2050年問題をご存じですか?

2050年には地球温暖化によって引き起こされる異常気象や気温上昇によって、栽培に適した環境が破壊され、コーヒー豆の総生産量が減少してしまう問題のことです。

年々コーヒーの需要量が増加していることを受け取引価格も上昇傾向にあるということなので、追い打ちをかけるように供給量が減少してしまうとかなり価格が高騰して、手に入れにくくなってしまいそうですね。

コーヒー好きの筆者としてはかなり痛い問題です。

講義後半、認証ロゴマークについても初めて耳にするような珍しいマークがあったので皆さんに共有します。

・バードフレンドリー
渡り鳥が休息する森を守るプログラム

・オランウータンコーヒー
オランウータン保護のため、環境に配慮した栽培を行うコーヒー生産者を応援するプロジェクト

・Grounds for Health
コーヒー生産地の女性を救う活動団体への支援

詳細は小川珈琲のサイトをご覧ください。
https://www.oc-ogawa.co.jp/sdgs/

 

生産者と消費者の間をつなぐロースターとして、小川珈琲さまが取り組まれている活動、コーヒー豆のエシカルな調達法を学習しました。

このほかにも、賞味期限が切れてしまったコーヒー豆の再利用方法として、参加者の皆さんとともに脱臭剤に使う、草木染めに用いる、肥料として家庭用栽培に用いるなど、私たちが日常生活でも取り入れられるような話題もありました!コーヒー豆のリサイクルなど身近なところから環境に配慮したいなと思いました。

「京のSDGs学校」講座のご案内

その他、京エコロジーセンターでは、

11月27日「動物園での生物多様性保全の最前線」

11月28日「持続可能な社会をつくるエネルギー」

12月12日「最新の報告書からひも解く気候変動」

上記の3つの講義を今後講演予定です!

ご興味のある方はぜひ以下のページからお申込みください。

【オンライン】京のSDGs学校~未来をつくるオンラインセミナー~

 

(インターン生 のむら)